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0円のメディアだから、載せる人は自分で選ぶ——コントリの掲載基準

0円のメディアだから、載せる人は自分で選ぶ——コントリの掲載基準

経営者の方と話していると、よく聞かれる質問があります。

「どうしたら、コントリに載れるの?」

10月10日の打ち合わせでも、経営者仲間から同じことを聞かれました。

0円は知られていても、基準は知られていない

コントリが経営者インタビューメディアで、掲載が0円だということは、多くの方が知ってくれています。

テーブルに並んだ2つのカップ

ただ、「誰が載れて、誰が載れないのか」までは、ほとんど知られていません。

聞かれるたびに、その場で説明してきました。説明自体はすぐにできる。僕の中では、ずっと前から決まっていることなので。

気になったのはそこです。基準は僕の中でとっくに決まっているのに、どこにも書いて出していなかったんです。

基準を、きちんと伝えてこなかった

コントリへの掲載ルートは、3つあります。

  • 僕と直接つながっている方からの紹介
  • 広報PR代理店からの依頼
  • ウェブサイトからの申込み(毎日2〜3件)
  • コントリへの掲載ルートは3つ

    ルート1直接つながっている方からの紹介紹介する側が基準を知っていてこそ回る
    ルート2広報PR代理店からの依頼
    ルート3ウェブサイトからの申込み毎日2〜3件

    どのルートでも、掲載するかどうかの基準は同じ

このうち1つ目の「紹介」は、紹介してくれる側が基準を知っていて、はじめてうまく回るルートです。

基準が伝わっていなければ、「無料で載せてくれるらしいよ」という部分だけが人づてに広がる。紹介された方は期待して来てくれる。そして目的が宣伝だったら、僕はお断りすることになる。そうなれば、紹介してくれた仲間の顔までつぶしかねません。

正直、ここは経営者として甘かったと思っています。基準を自分の頭の中だけに置いて、口に出すのは聞かれたときだけ。「無料で載せてもらえる」ということだけが、先に広まっていました。毎週顔を合わせる経営者仲間にさえ伝わっていなかったのだから、外に伝わっているはずがないんです。

しかも僕は、この基準を、メディアを運営する側の都合で決めた「内部ルール」くらいに考えていました。だから、わざわざ人に言うものでもない、と。

基準は、誰のためにあったのか

その見方を変えたのが、打ち合わせの相手のひと言でした。医療系の組織支援をしている仲間です。

基準をひととおり話したところで、こう返ってきました。

「フリーペーパーみたいに扱われても困るよね。そこは大事」

0円のメディアは、放っておくとフリーペーパーと同じ扱いになります。誰でも載れるものは、読み流されて終わります。そこに載った経営者の言葉まで、軽く扱われてしまう。

基準は運営側の都合ではなかった。載ってくれる経営者の言葉の価値を守るためのものだった。そして、読む人にとっては、そのメディアを信頼していい理由にもなる。

自分の基準の意味が、この一言ではっきりしました。

コントリの掲載基準

だから、改めてここに書いておきます。

お断りしているのは、宣伝を目的とした依頼です。新しいサービスの宣伝依頼も含めて、その場でお断りしています。コントリで届けたいのは、商品やサービスの情報ではありません。経営哲学です。

歓迎しているのは、こんな方です。

  • 業種は問いません(法的に危うい業種を除く)
  • 代表ご本人が話してくださること
  • 自分の事業の意義を、熱く語れること
  • コントリの掲載基準

    歓迎している方

    • 業種は問わない(法的に危うい業種を除く)
    • 代表ご本人が話してくださる
    • 事業の意義を熱く語れる
    • やりたいことが明確(理念は言葉になっていなくてよい)

    お断りしているもの

    • 宣伝を目的とした依頼
    • 新しいサービスの宣伝依頼
    • 「何をやるかはこれから考える」段階

    ヒアリングシートが前日までに届かない場合、インタビューは中止

理念が整った言葉になっている必要は、まったくありません。やりたいことが明確であれば、インタビューの中で一緒に言葉にしていけます。頭の中にある経営者の想いを、伝わる言葉に変えていく。そこがインタビュアーの仕事だと思っています。

一方で、「何をやるかは、これから考えます」という段階の方には、正直向いていません。言葉にする材料が、まだそこにないからです。

もう一つ、ヒアリングシートのこと。インタビューの前に、ヒアリングシートを書いていただいています。これが前日までに提出されなければ、インタビューは中止にします。

厳しく聞こえるかもしれません。でも、ヒアリングシートは当日の対話の土台です。そこが空いたまま話を聞いても、表面をなぞった記事にしかならない。それは結局、載る方にとっても損なんです。

頭を下げてまで載せない理由

載ってもらうために、こちらから頭を下げてお願いすることはしない。そう決めて、コントリを運営しています。

日差しの中で開かれたノートとペン

0円なのに選ぶ。0円なのに中止もする。数を追うなら、明らかに逆のことをしています。毎日2〜3件届く申込みも、すべてを掲載につなげているわけではありません。

それでもこのやり方を続けているのには、もう一つ理由があります。

コントリは、インタビューのあとに、有料サービスの営業をしていません。

だから、社長が好きなだけ話してくれる。

「この人、最後に何か売ってくるんじゃないか」と構えていたら、事業の意義を熱く語るなんて、なかなかできないと思うんです。売り込みがないとわかっているから、安心して本音が出る。その本音こそが、読む人に届く部分です。

0円であること。売り込まないこと。そして、載せる人を選ぶこと。

3つとも、載る人・読む人・紹介してくれる人が安心できるようにするためのものです。目的は一つなんです。

次に聞かれたら

「どうしたら載れるの?」

この質問は、これからも受けると思います。それ自体は、すごくありがたいことです。

自分の事業の意義なら、いくらでも熱く語れる。やりたいことは、はっきりしている。そう思える経営者の方がいたら、ウェブサイトから申し込んでもらえたらうれしいです。もちろん、つながっている方からの紹介でも構いません。

これからは、聞かれたらこの記事を渡します。できれば、聞かれる前に伝えていくつもりです。

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